災難を退ける萬波息笛の指輪

私は幼い時から人生がどのように展開されるのかとても気になりました。小学校に通っていた時は青坡洞に住んでいたのですが、家で餅を作るとそれを叔父さんが住んでいた厚岩洞に持って行ったりしていました。もちろんその時は歩いて行きましたが、歩いていく道は米軍部隊がある塀に沿って車道を行きました（厚岩で）。

もちろん車道でも車が走る道ではなく、歩道を行くのです。その時も歩きながら色々な考えをしていました。そうして目の前で交通事故でも起これば、その事故が私の考えとどんな関係があるのか気になりもしました。だから＜私が今その考えをしなければ、それでもあの事故は起こっただろうか？＞と言う考えが浮かぶのでした。それで私は心の中で＜ア、オ＞という変な音を出しながら歩きました。私が＜ア＞と言わなければ、それでもあの事故が発生しただろうか？と考えたのです。

20歳のころ私はかなり多くのことを学びました。そして学会も作って韓国で＜心と現実＞に関する問題はほとんど専門家となっていました。その時は有名な映画監督だった＜ユ・ヒョンモク＞監督がこの方面に興味があり、一緒に映画を作ってみようかという構想もありました。しかし20代の時にはまだその実体をはっきり知ったわけではありませんでした。このように私の人生は＜現実と心＞という相互関係を明らかにするのに最善を尽くしました。

ついに＜心と現実＞の秘密が分かった時、私はとても驚かざるを得ませんでした。誰かがまるで私の人生を見守っていたかのように、私の人生を明らかにした文があったのです。そして私が＜心を使って現実に作り出す能力＞を『サイパワーPsy-Power』と言ったように、その人はその能力を＜天地手段＞と言ったのです。

そしてこのような宇宙の原理を通じて、私は＜超科学的製品＞を作ったのですが、それも韓国の歴史には似た＜説話＞があるのです。超科学的製品としては、遠い昔の誰かが知って＜宇宙が作動する原理の力＞を利用して作った＜ピラミッド＞がありますが、ご存知のようにピラミッドは大きすぎて人々がその正体を知るには不可能だったのです。事実ピラミッドこそが地球初の＜超科学的製品＞なのです。

今日はこのような＜超科学的製品＞と、＜超科学的製品＞を通じて願う人生を創造する原理についてお話しします。そして今日の＜超科学的製品＞のように、その機能が伝わってきた説話もご紹介します。ここでの説話というのは、民族の間に伝承されてきた神話、伝説、民談などを言います。

三国史記にこのような文章があります。『神文王の時に東海岸で忽然と一つの小さな山が現れたが形状が亀の頭のようで、その上に一茎の竹があって昼は分かれて二つになり、夜は合わさって一つになった。王が人に命じてこの竹を切って笛を作り、名付けて萬波息と言った』　ここでの萬波息は、この笛を吹くと一万の波が休息するという意味で、国の心配事が全て消えるという意味です。そのためこの笛を＜萬波息笛＞と言います。

今の言葉で言えば＜萬波息笛＞も＜超科学的製品＞と似ているのです。＜サイパワーメダル＞や＜サイワンリング＞が不意の事故や災難を防ぐようにです。ピラミッドの中に入っている＜宇宙が作動する原理の力＞を私はこのようにメダルや指輪に適用させたのです。

神文王の父は文武王です。文武王は三国を統一した大韓民国最高の大王として、三国史記を見ると彼の出生動機がよく記されています。文武王の母は金庾信将軍の妹です。ある日、金庾信の一番上の姉である宝姫が西兄山の頂上に登って小便をしたのですが、その小便が国中に流れて広がる夢を見ました。彼女は眠りから覚めた後に妹（文明王后）に夢の話をしました。妹は自分が姉の夢を買いたいと言って絹のスカートをあげました。

数日後に金庾信が後日太宗武烈王となる金春秋と蹴鞠（今日のサッカー）をして金春秋の衣服の結びひもを踏み落としてしまいました。金庾信は自分の家に金春秋を連れて来て酒宴を開き長女の宝姫に結びひもを付けさせました。ですが宝姫はちょうど用事があって出て来られず妹（文明王后）が代わりに出て来て裁縫をしました。金春秋は彼女の美しい姿に魅了されてすぐに求婚をして結婚し、彼女は妊娠して息子を生みました。

その子がまさに後日文武王になる金法敏です。文武王は国をとても愛した王です。だから彼は三国を統一し、統一新羅を守るために、＜自分は死んで龍となって国を守る＞と火葬して海にまいてくれと死ぬ前に神文王に遺言しました。その墓がまさに大王巌です。

新羅の神文王が父である文武王のために東海岸に建てたお寺が感恩寺です。今は寺がなくなってその跡だけが残っていますが、文武王が死んでできた海龍と金庾信が死んでできた天神が力を合わせて前で話した亀頭島に竹を作りましたが、この竹を切って笛を作ったと言い、この笛を＜萬波息笛＞と言います。この笛を吹くと敵兵が退き伝染病が治り、干ばつには雨が降り、梅雨は終わり、風が穏やかになり、波が平穏になったとのことです。そのため王はこれを月城の天尊庫に保管し国宝にしたのです。＜萬波息笛＞は即ち国宝級の宝なのです。

この宇宙は大きく三つで構成されています。一つ目は＜空間＞、二つ目は＜温度＞、そして三つめは＜エネルギー＞です。我々東洋ではこのような三つの世界を＜三太極＞と言い、図のように表現しています。韓国政府で使っているこのマークも三太極を意味するのです。

宇宙はもともと静かな状態ですが、ここに正六角形の枠が備わればその中で作用を起こします。我々東洋ではその作用を＜太極＞と言い、西洋では正六角形の枠の中の作用なのでそれを＜666＞と言います。結局太極は作用を言い、六角形は状態を言うのです。このように東洋の＜三太極＞は即ち西洋の＜666＞なのです。西洋ではこのような＜宇宙の力＞を備えるために、これを＜悪魔の数字＞と言って大衆たちに関心を持たせないようにしました。本当に悪魔のような性根の存在たちです。

我々の心のエネルギーを東洋では＜気＞と言います。西洋は目に見えるものだけを認めるため＜気＞を知ることができませんが、あえて見えない＜エネルギー＞を仮定して言えば、それを＜エーテル＞と言います。そして＜気＞は我々の心だけでなく全宇宙に広がっていますが、これを西洋は宇宙全体に＜エーテル＞が広がっていると言います。結局＜エーテル＞は我々の心と同じエネルギーなのです。

空間に＜六角の枠＞が存在するとその中で作用が起こり、温度も摂氏4度になるとその中で作用が起こります。そして我々の心であれ、宇宙空間であれ、＜六角の枠＞が存在するとその中で作用が起こりますが、その理由はその中のエネルギーが＜気＞、即ち＜エーテル＞であるためです。言い換えると、我々の心は宇宙全体と繋がっているという意味です。

＜萬波息笛＞は決して＜六角形＞ではありません。しかしこれを吹いて雨が降ったり止んだり、疾病が消え、敵軍が逃げ出すとすれば、それは笛のためではなくその笛を吹いている人の心のためなのです。我々の心のエネルギーは＜六角の枠＞を備えれば、願う通りに世の中を動かすことができるためです。我々はこのような能力を『サイパワー』と言います。落ち着いて笛の音を聞きながら＜できるという確信に満ちた心＞で願うイメージを強く描けば、それは『サイパワー』となって現実に現れるのです。

このような意味で＜サイパワー＞メダルと＜サイワン＞リングはその効果がさらに確実になるのです。なぜなら＜サイパワー＞メダルと＜サイワン＞リングは＜六角の枠＞を備えており、その六角の枠の中で起こる作用は宇宙と繋がって拡がって行くためです。

このように継続して＜サイパワー＞メダルと＜サイワン＞リングを身につけていると、1カ月ほどでメダルとリングは我々の体と同化作用を起こし、体の外に心がもう一つあるようになります。すると心が願う通りに＜サイパワー＞メダルと＜サイワン＞リングは、それを宇宙に送って現実に創造するのです。そのため＜サイパワー＞メダルと＜サイワン＞リングは確実な＜萬波息笛＞効果を発揮するのです。

前でも話しましたが、このような＜超科学的能力＞は昔のピラミッド時代にも知っていました。しかし彼らはそれを人々が分からないように巨大なピラミッドの中に隠しておきました。今日天地手段とも言える＜超科学的能力＞を、私は明らかにし誰もが使えるように＜超科学的製品＞として作りました。果たして＜できるだろうか＞という自意識的な疑いの心より＜まさにこれだ＞という肯定的な心で＜魂＞が受け入れれば、皆さんは誰もが今この時代に＜萬波息笛＞を一つずつ持っていることになります。

＜萬波息笛＞が敵を退けたように＜サイワン＞リングはよくない憂患を退け、＜萬波息笛＞が雨を止め雨を降らしたように＜サイワン＞リングもそのようにできます。そして＜サイパワー＞メダルは不意の事故や病気から皆さんを守ってくれるでしょう。＜サイパワー＞メダルや＜サイワン＞リングのような＜超科学的製品＞はこのように皆国宝級の宝物なのです。

それでは今日の講義はこれで終わりにします。